予防歯科とは
予防歯科とは虫歯や歯周病になる前に、ケアをおこない予防する事を指します。
歯科での定期検診・クリーニングを行う事で早期発見、早期治療が可能になります。
歯科での定期検診・クリーニングを行う事で早期発見、早期治療が可能になります。
予防歯科を行うメリット
-
高齢になっても自身の歯を残せる
70歳以上の6割が入れ歯を使用しているというデータがあるくらい、高齢者と入れ歯のイメージは強くなっています。
ですが、きちん予防歯科を行っていれば90歳まで自身の歯を残すことは不可能な事ではありません。
大切なのは若いうちからケアを怠らない事です。
また、咀嚼は脳に刺激を与え認知機能にも影響があると言われています。
若々しく健康でいるためには、歯の健康も大切なポイントです。 -
生涯かかる治療費が結果的に安い
近年、虫歯・歯周病になった際の治療法も増え、選択肢が広がりました。
しかし、見た目や機能性を重視すると、高額(保険適用外)な治療になる場合が殆どです。定期的な検診をして歯を失わない場合と、失って治療をする場合では結果的に手間も費用も抑えられる場合があります。 -
見た目(審美性)を保てる
虫歯・歯周病の治療のためには、削った歯に詰め物・被せ物をつける治療をします。
保険適用外で見た目の良い材質もありますが、保険適用のものでは健康な歯との違いがどうしても出てきてしまいます。
詰め物・被せ物をする治療の前に予防ができれば、審美性を落とすリスクも減らす事ができます。
予防歯科の治療
-
PMTC
PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・ティース・クリーニング)の略で、 歯科衛生士が行う歯のお掃除です。
歯と歯の隙間などはもちろん、歯の表面を磨くため、見た目もツルツルで綺麗な歯になります。
煙草のヤニ、コーヒーなどの着色汚れを落とす事も可能です。
自身のブラッシングでは落としきれない汚れを落とすため、汚れが蓄積して虫歯・歯周病へ発展するのを防ぎます。 -
スケーリング
歯と歯茎(歯肉)の間に溜まった歯垢・歯石を除去していきます。
特に歯周病の原因となる歯周ポケットの掃除を定期的に行うことで、歯周病リスクを低下できます。 -
フッ素塗布
フッ素には歯の質を強くし、虫歯によって歯が溶けてしまう事を防ぐ効果があります。
PMTCやスケーリングで歯を綺麗にした後に塗布するとより効果的です。